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広報誌、会報誌のサイズやページ決めに役立つ基礎知識

広報誌のつくりかた

こんにちは。「中小企業の広報に役立つマガジン」編集の安部です。

この記事はこんな人にオススメ
・これから初めて広報誌、会報誌をつくる方
・今の広報誌、会報誌を見直したい方
・印刷会社とのやりとりでスムーズに話をしたい方

広報誌、会報誌に限りませんが、紙媒体を制作するときには仕様を決める必要があります。 どんな仕様が選択できて、それぞれどのような特徴があるのか、この記事では印刷物の基本的な仕様をご紹介します。

広報誌、会報誌の仕様1 綴じ方

商業誌と比べてページ数が少ない広報誌の場合、綴じ方は「中綴じ製本」がほとんどです。週刊誌などで使われている方法で、冊子の綴じ部分をホチキスで留めているタイプのものです。

そのほかに書籍などで利用される「くるみ製本」などがありますが、ページ数が多くないと本がバラバラになってしまうなどのリスクがあるのでおすすめしません。

そのほか、掲載する情報が少ない場合は「二つ折り」、あるいは「三つ折り」など、綴じずに折ってパンフレットのような形にする方式もあります。

広報誌、会報誌の仕様2 ページ数

ページ数はどのように決めていけばいいでしょうか。

上で挙げた「中綴じ製本」には、ページ数を4の倍数にしなければならないというルールがあります。製本の仕組み上、これは必ず守らなければなりません。そこで、中綴じ製本を採用する場合には4、8、12、16、20…と、4の倍数から決めていく必要があります。

私がこれまでに見た広報誌では、12または16ページの中綴じ冊子が最も多かったです。

なお「くるみ製本」の場合にはページ数は2の倍数であれば何ページでも構いません。

二つ折りの場合は、表紙、中面2ページ、背表紙で4ページ。三つ折りの場合は表紙、中面4ページ、背表紙で計6ページになります。フリーペーパーやパンフレットなどでよく目にする仕様ですね。

広報誌、会報誌の仕様3 用紙サイズ

紙にはA4、B5、A5などさまざまなサイズがあります。

広報誌だとA4やB5くらいのサイズが一般的のようです。

一方で株主通信では200mm×200mmを採用している企業がほとんどであるなど、媒体によって定番のサイズがあるケースも。 決まりはないのでお好みのサイズにしていいと思いますが、イメージしている冊子の見た目と合うサイズを選びましょう。

例えばA4では文字や図版はかなり大きく表示されますので、世代を問わず読みやすい誌面になる一方、手にとった感じでは大味な印象を受けやすくなります。

一方でB5以下のサイズだとコンパクトで手に取りやすく、オシャレ感が出しやすくなる印象があります。保管しやすいというメリットもありますね。ただ文字のサイズは小さくなり、掲載できる情報の量も絞っていく必要があります。 

広報誌、会報誌の仕様4 用紙の種類

どんな手触りで、どんな色味で、どんな厚みの紙を使うか……、紙の種類によって、手に取る印象は段違いです。

代表的なのは、コート紙、マットコート紙、上質紙です。

コートは表面につるつるとした加工が施されており、カラーが鮮やかに出やすいです。マットコートはやや落ち着いた質感のコーティングが施されており、光沢が抑えられます。カラーも少し沈むような印象があります。上質紙はコーティングがないため、光沢がありません。紙の手触りもそのまま生きますので、コートやマットコートと比べて柔らかな印象がある分、カラーの発色もかなり落ち着いています。

用紙選びは、印刷費用が大きく変動するポイントでもあります。印刷会社に相談して、つくりたい冊子のイメージと予算との折り合いのつく最適な用紙を提案してもらうとよいでしょう。

イメージをより正確に伝えるためには、ちょっと面倒ですが街に出かけてフリーペーパーや雑誌を採集し、好みの紙を見つけたらそれを印刷会社に伝えれば、近いものを提案してくれるはずです。

最近では紙質にこだわっておしゃれなフリーペーパーのような広報誌を制作している企業を多く見かけます。webが中心になっている時代だからこそ、手に取る感触はより重要さを増しているようです。

広報誌、会報誌の仕様5 綴じ方向

文章を横に読み進めていく冊子であれば左綴じ、縦に読む冊子であれば右綴じになります。

縦組みの冊子のほうが読み物としての気品を出すことができますが、広報誌では数値などのデータが多く掲載されることもあるので、そうした誌面には不向きです。

広報誌、会報誌の仕様 まとめ

いかがでしたか?

仕様という視点から街の印刷物を見てみるといろいろな発見があります。ぜひたくさんの印刷物を手にとって、自社の広報誌づくりに生かしてみてください。

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