社内報の制作、社外に頼む(外注)のと社内でやる(内製)のと、どちらがいいのでしょうか。
私がこれまで聞いた感じだと、外注している企業のほうがかなり多めの印象でした。ただ、中にはもちろん内製している企業もあり、一長一短があります。
私個人の経験も踏まえて解説していきたいと思います。外注を検討している方や、これから社内報を立ち上げようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
社内報、社内でつくるなら人手が必要
社内でつくる場合は人手が必要です。
たとえばA4ペラ・片面だけの社内報なら、最低1人からでもつくることはできるでしょう。他の仕事と掛け持ちしつつ制作する場合には、複数の担当者で分担するのももちろんアリです。
これが4ページになると、最低2人はほしいところ。8ページ以上になってくると、リーダー(編集長)を置いて1〜2人のメンバーと一緒にチームとして編集を進めていくのが望ましいです。外注を頼りたくなってくるのは、このあたりのボリュームからですね。
内製で行う場合、この人手確保がきちんとできるかということが最初の要件になるでしょう。
文章が上手な人や、パワーポイントの資料をまとめるのが得意な人。聞き上手な人、写真撮影が好きな人、イラストが描ける人、アイデアが出せる人……などなど、社内報に活かせるスキルはたくさんあります。気になる人がいれば積極的に声をかけて巻き込んでいきましょう。
初めて社内報をつくる場合は、内製がオススメ
これから初めて社内報をつくるという場合には、できれば社内でつくってみることをオススメします。
理由は、社内であれば、情報収集・コンテンツ制作・決裁まで、自分が中心となって動けばいいので意思疎通が楽です。また、たとえ文章やデザインがプロの品質と比べて劣っても、その手作り感に親しみを感じてもらえるので、出発点としてはやりやすいかと思います。
「労力を割けないから」という理由で外注すると、あまりメリットは感じられないかもしれません。結局のところコンテンツ制作の主導権をもつのは自社なので、内容のすり合わせや社内情報の収集・提供、取材のセッティングなどは、どうしても自分が動かなくてはならないからです。外注で減らせる手間は3割程度、くらいで考えておくといいのではないでしょうか。むしろクオリティを向上させたいときなどステップアップとして検討したほうがよいと思います。
ということで、最初は内製してみて、社内報づくりの全体像を捉えてみましょう。どのような業務があり、どれくらいの労力がかかり、どんなスキルが必要で、どこが自社に足りていないか、などなど、課題を検証するテストランニングになります。
そして、うまくいかないときやクオリティを上げたいときに、外注を検討すればよいのです。
外注するときの注意点
外注で社内報をつくる場合、コストやクオリティの検証はもちろんなのですが、なにより気をつけておきたいのは「誰に何を伝えたいか」を自社が明確に持っていなければならない、という点です。
自分たちが完成像を持っていていこそ、外注先のパワーを100%活かすことができます。
逆に、そのイメージを的確に外注先に伝えなければ、「なんか違う……」という残念な仕上がりになってしまいます。
このイメージのすり合わせという作業はなかなか大変で、丁寧にじっくり膝を突き合わせていく必要があるので、「外注したらあとは丸投げできる」というわけにはいきません。
逆に言えば「誰に何を伝えたいか」さえきちんとすり合わせができれば、あとは回を重ねていくごとに外注先とのコミュニケーションも円滑になり、丸投げに近い状態をつくることはできるでしょう。
「そもそも、誰に何を伝えたいかなんて考えたことがない」という方も多いと思います。そんなときは外注先に相談してみてもいいかもしれません。インタビュー形式でじっくりヒアリングを受けているうちに、社内報で達成したい目的がぼんやりと見えてくると思います。
なお当サイトでも、社内報ってどうやって作っていけばいいのか、どうすればもっと良い社内報になるのか、などのお悩みをお持ちの方向けに、無料で相談をお受けしています。ご興味をお持ちの方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
社内報制作、外注がいい? 社内がいい? まとめ
結論は、最初は社内→課題が出たら外注。ただし「誰に何を伝えたいか」像を固めることということになります。
すでに外注に出していても、なんだかしっくりこないということもあると思います。そうした場合は、一度社内で作ってみて、どこが外注先の理解とズレているのかを考えてみるのもアリでしょう。
また、社内報とは継続的なツールなので、外注先と連携したPDCAも必要です。このあたりのことはまた別の記事で解説したいと思います。

コメントを残す